習慣化術 と 依存症 は似ている? ――ドーパミンとの上手な付き合い方について

雑記

連日、「習慣化術」について

まとめていたところ、


SNS上で、

「習慣化術と依存症って似ている気がする」

などのコメントをみました。


正しくその通りで

今回はその辺りを

整理したいとおもいます。




「依存症」と「習慣化術」は似ている

ギャンブルを予想しているときが最も興奮する。

ラットを使った実験で

2つのボタンがあり、

どちらかのボタンを押すと

ジュースが出る装置を

ケージの中に設置し、

脳を測ります。



すると、

ラットが「当たりのボタン」を

押してジュースを飲んでいるとき

幸福物質「ドーパミン」

分泌されていることがわかりました。



興味深いのは、

どちらかのボタンを押すか

選択しているときにも

「ドーパミン」が分泌されて

いたのです!




毎回的中するギャンブルはつまらない

また、別の実験です。

ボタンを押すと

毎回ジュースが出る装置と、

ボタンを押しても

たまにしかジュースが出ない装置を

ラットがいるケージの中に入れて

個別に脳を測りました。



すると、後者の方が

よりドーパミンが分泌した

といいます!



つまり、

ギャンブルは予想しているときが面白く、

たまに当たるから面白いのです!



結果は見えているギャンブルは

面白くありませんし、

毎回的中するのもつまらない。



自分の努力や、研究で、

的中するからより面白いし、

外れると悔しいのです。




幸福物質「ドーパミン」は善か悪か

「ドーパミン」による依存症の罠

脳の神経伝達物質

「ドーパミン」は

幸福物質です。



しかし、この幸福感は

長く持続しません。



ゆえに、効果が切れると、

もっと!もっと!と

欲するようになるのです。



ここに依存症の罠があります。



では、よい習慣を身につける上で、

どのように「ドーパミン」と

付き合っていけばよいでしょうか。

次に述べます。



幸福は「量」的なものではない「質」的なもの

幸福は「量」的なものではなく、

「質」的なものであると

知ることが大切です。



例えば、

SNSで趣味の作品を

投稿したとして、

偶然バズったとします。

何百、何千ものいいねと拡散



とても、興奮して

嬉しい気持ちでいっぱいになります。



ところが、次に作品を投稿すると

あまり反応がありません。



「やっぱり自分には才能がないのか・・・」

と落ち込んだり、


「どうして、今回はバズらないんだ!」

腹立たしさを覚えます。


このように、「量」や「数字」を

追いかけると不幸の始まりです。



前回バズったのは、

たまたまいろんな要素が

重なりあって、反響が

大きかっただけである。



私は、私の好きな作品つくりに

打ち込むのみ。



という心構えが大切です。

「やったぜ!」と「感謝!」の掛け合わせ

「感謝」すると幸福物質

「オキシトシン」が分泌

されます。



オキシトシンは

心臓血管や、寿命など

健康効果も認められています。



しかも、効果はドーパミンより

長続きし、依存性もありません。



例えば、職場で昇進して、

給料が大幅にアップしたとします。



自営業の会社が軌道に乗り、

大金を掴んだという例でもいいです。



そんな風に、成功を収めたときは、

「やったぜ!」と思うと同時に、


「支えてくれた人たちありがとう!」

「応援してくれた人たちありがとう!」


と、周囲への感謝を掛け合わせると

自分の力で成し遂げたのではないという

謙虚な気持ちになれますし、



お金に溺れて、本職を忘れてしまう

こともなくなります。




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