「人に本を勧めたいけどうまく伝えられない」という経験はありませんか?そんな方に向けて、先日私が読書会で実践している方法をご紹介いたします。
要点
結論からいうと
①「オススメポイントを3つに絞って話す。」
②「線で話す」
③「あらかじめ書いておく」
の3つを実践して話すことです。
順を追って説明します。
① オススメポイントを3つに絞って話す。
オススメポイントは3つに絞って話しましょう。
1~2つだとこころもとないですが、3つもオススメポイントがあれば本の魅力が伝わります。
ワクワクするストーリー、魅力的な登場人物、名セリフなどなど、あなたが思う「ここが良かった!」を3点挙げましょう。
本を読んでいるときも「この本から3つ持ち帰ろう」という意識で読みましょう。
ここで1つテクニックを紹介します。
オススメポイントを紹介する時は五感を刺激するワードを用いることです。
ハラハラした、ドキドキした、体温が上昇したや、
照りつける太陽、焼けたアスファルトのにおい、したたる汗、張り付く下着 ―― 一言で言うと夏の物語ですが、一言で片づけるより五感を刺激する方がグッと引き込まれます。
人は五感を刺激されるとそそられて、あなたが紹介する本を読みたくなります。
② 線で話す。
とは言え、単に3つのポイントを列挙しただけでは人の印象に残りません。
なぜなら人にとって「点」の記憶は残りづらいからです。
そこで意識したいのが「線」で話すことです。
私は下記の型を使って話しました。
① 本のタイトル
② 著者紹介
③ オススメポイント3つ
④ 補足・まとめ
まず ① 本のタイトルを伝え、 ② 著者を紹介します。
ここは本を紹介するとイントロダクションになります。
①「著者は〇〇です。」
②「著者は過去にこんな本を書いてました。」
②´「このような受賞歴があります。」
デビュー作、代表作を挙げてもいいです。
次にオススメポイントを3つ話します。
③「今回紹介するのはそんな著者の『〇〇』という作品です。
オススメポイントが3つあります。
1つ目は・・・」
とつなぎます。
最後に補足、まとめを話します。
この最後の一言次第で相手に強く印象を残せるので工夫してみましょう。
例えば
④「ホラーが苦手でもトライする価値のある一冊です!」
④´「今年一番のどんでん返しでした!」
といった具合です。
③ あらかじめ書いておく。
頭でイメージしていることと、実際に話してみることとでは大きな隔たりがあります。
そこであらかじめ話す内容を書いておくとスムーズに話せます。
「人に伝わるようにしなければ!」という意識がはたらくので、書くことは人に話すことと同じくらいの重さがあります。
私はまず紙に話したいことをざっと書き、それをマインドマップでまとめました。
私が参加したのはオンライン読書会だったので当日はPCアプリのマインドマップでまとめたものを見ながら話したのでよどみなく本を紹介することができました。
ちなみにマインドマップはマインドマスター(MindMaster)というアプリを使いました。
無料ですし、操作も直感的に使えます。
使い方
まとめ
話すときのテクニックとして、「堂々と話す」「笑顔で話す」などのノンバーバル(非言語的)コミュニケーションがあります。
オススメポイントを話す時に「このシーンが本っ当に泣けるんですっ!!」と力を込めて話すだけでも印象は違います。
最初は誰もが初心者です。はじめから上手に、面白く話すことはむずかしいです。しかしノンバーバルコミュニケーションを取り入れて話すというのは即実践投入出来ます。
読書会では「オススメポイントを3つに絞って話す。」「線で話す。」「あらかじめ書いておく。」の3つを心がけてみてください。参考になれば幸いです。
伝え方についてはこちらの書籍がとても参考になりましたので、ビジネスシーンでも役立ちます。是非ご一読してみて下さい!
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