ふせん貼りや、書き込みをする読書術について

雑記

読書をするとき、ふせんを貼ったり、書き込みをしたりしますか?

わたしはふせんを貼って読書をしていました。

先日、「たまに気づきがある」「だけどそこまでおもしろいわけではない」
本を読んでいて、途中で読むのをあきらめようと思ったのですが、

その“気づき”の部分にいつものようにふせんを貼っていたところ、
たまたま近くにペンがあったので「なにに気づいたか」「なぜ面白いとおもったか」
「つまり、これはこうとも言えるなぁ」などということを何気なく書き込んでみました。

すると、あとで読み返したときに大きな “文脈” となっていて、
ちょっとした “気づき” が 大きな “学び” となったのです。

この読書体験には興奮を覚えました!

さならがら、前田裕二著『メモの魔力』の

ファクト>抽象化>転用

のような感じですね。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) | 前田 裕二 |本 | 通販 | Amazon
Amazonで前田 裕二のメモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)。アマゾンならポイント還元本が多数。前田 裕二作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またメモの魔力 The Magic of...

これはなにも「ビジネス書」「実用書」に限ったことではありません。
小説においても感動したセリフ、印象的なシーン、美しい文章に
「なぜ、ここがいいと思ったか」を書き込むとより記憶に定着しました。

絲山秋子著『逃亡くそたわけ』を読んでいるときに、
2人の何気ない会話になぜか涙がこみあげてきました。

あとからそのシーンをもう一度振りかえろうと読み返したのですが、
どこに感動したのか分からず、その会話のシーンが一向に見つかりませんでした。


“気づき”があったなら、すぐにチェックしておかなければならないということですね。

精神科医 樺沢紫苑著『アウトプット大全』によると、
人に「ひらめき」が起こったときとは、脳の神経回路に新しい道ができて
あたらしい回路につなぎかわったときと言います。

しかし、この「ひらめき」はすぐに忘れ去られてしまいます。
せっかく神経がつなぎかわって、数秒前の自分とは違う自分に変化したのに
すぐに忘れてしまうというのはもったいないことです。

created by Rinker
¥1,725 (2024/04/25 19:01:09時点 Amazon調べ-詳細)

同じく、 精神科医 樺沢紫苑著『読んだら忘れない読書術』によると、
読書中に「書く」と、記憶に定着しやすくなると言います。

「書く」ときに使う脳の部位や、手の筋肉を動かす運動、
「読書」のときに活性化される脳の部位はそれぞれ別だからです。
さらにいいのは「発声しながら」で、これは勉強のときに活かせそうですね。

読んだら忘れない読書術 | 樺沢紫苑 |本 | 通販 | Amazon
Amazonで樺沢紫苑の読んだら忘れない読書術。アマゾンならポイント還元本が多数。樺沢紫苑作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また読んだら忘れない読書術もアマゾン配送商品なら通常配送無料。

読書のリズムやペースを損なわない程度に
「おっ!これはっ!」と、特に重要と感じたものは、
忘れないようにチェックしておきたいですね。

「書き込み読書術」オススメです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました