ふせん貼りや、書き込みをする読書術について

雑記

読書をするとき、ふせんを貼ったり、書き込みをしたりしますか?

わたしはふせんを貼って読書をしていました。

先日、「たまに気づきがある」「だけどそこまでおもしろいわけではない」
本を読んでいて、途中で読むのをあきらめようと思ったのですが、

その“気づき”の部分にいつものようにふせんを貼っていたところ、
たまたま近くにペンがあったので「なにに気づいたか」「なぜ面白いとおもったか」
「つまり、これはこうとも言えるなぁ」などということを何気なく書き込んでみました。

すると、あとで読み返したときに大きな “文脈” となっていて、
ちょっとした “気づき” が 大きな “学び” となったのです。

この読書体験には興奮を覚えました!

さならがら、前田裕二著『メモの魔力』の

ファクト>抽象化>転用

のような感じですね。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
いま最も注目される起業家・前田裕二による渾身のメモ術! ・メモで、目にする情報全てをアイデアに変える ・メモで、本当の自分を見つめ直す ・メモで、夢をかなえる ◎メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。 〔巻末付録〕自分を知るための【自己分析1000問】 “僕にとってメモとは、生き方そのものです。 メモによ...

これはなにも「ビジネス書」「実用書」に限ったことではありません。
小説においても感動したセリフ、印象的なシーン、美しい文章に
「なぜ、ここがいいと思ったか」を書き込むとより記憶に定着しました。

絲山秋子著『逃亡くそたわけ』を読んでいるときに、
2人の何気ない会話になぜか涙がこみあげてきました。

あとからそのシーンをもう一度振りかえろうと読み返したのですが、
どこに感動したのか分からず、その会話のシーンが一向に見つかりませんでした。


“気づき”があったなら、すぐにチェックしておかなければならないということですね。

精神科医 樺沢紫苑著『アウトプット大全』によると、
人に「ひらめき」が起こったときとは、脳の神経回路に新しい道ができて
あたらしい回路につなぎかわったときと言います。

しかし、この「ひらめき」はすぐに忘れ去られてしまいます。
せっかく神経がつなぎかわって、数秒前の自分とは違う自分に変化したのに
すぐに忘れてしまうというのはもったいないことです。

同じく、 精神科医 樺沢紫苑著『読んだら忘れない読書術』によると、
読書中に「書く」と、記憶に定着しやすくなると言います。

「書く」ときに使う脳の部位や、手の筋肉を動かす運動、
「読書」のときに活性化される脳の部位はそれぞれ別だからです。
さらにいいのは「発声しながら」で、これは勉強のときに活かせそうですね。

読んだら忘れない読書術
【新聞・電車広告で大反響、15万部突破! 】 「本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまう」 「せっかく読書をしても、記憶に残っていない」 「凄くおもしろかったのに、少し時間がたつと内容が思い出せない」 あなたも、こんなふうに思っていませんか? こんな、記憶に残らない「読んだつもり」の読書は、 ザルで水をすくうようなもので...

読書のリズムやペースを損なわない程度に
「おっ!これはっ!」と、特に重要と感じたものは、
忘れないようにチェックしておきたいですね。

「書き込み読書術」オススメです!

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