著者 前野隆司教授は、
慶応義塾大学で
幸福学を研究しています。
前野教授は
幸福には4つの因子が
関係していることを
発見しました。
その4つの因子とは、
「やってみよう」因子
「感謝」因子
「なんとかなる」因子
「ありのままに」因子
この4つを満たしていることが
幸福である状態といえるそうです。(現状)
「やってみよう」因子
これは、別名「自己実現」です。
確かに、これがないと、
仕事は、やらされシゴトですし、
プライベートも充実しているとはいえなそうです。
能動的に、何かを「やってみよう」
これが大切なんですね。
「感謝」因子
利他的(他人のために何かをしてあげる)人は、幸福度が高い。
という研究結果があるそうです。
冒頭、4つの因子を満たしている状態が
幸福であると言いました。
自己実現しても、
「オレの力で全て成し遂げたんだー!」という人の幸福感は
ドーパミン的幸福で、長続きしません。
感謝をすると、
幸福ホルモン オキシトシンが
分泌されます。
オキシトシン的幸福は、
ドーパミン的幸福と違い、
長続きします。
例えば、
赤ちゃんを撫でているときにも
オキシトシンは分泌されるそうです。
昨日、赤ちゃんカワイイナァと思ってたのに
次の日、突然赤ちゃんキモチワルッ!とは
なりませんよね。
次回は「なんとかなる」因子、「ありのままに」因子
をみていきたいと思います。
(次回に続きます。)
【幸福のヒント】
・現状の研究では、幸福とは4つの因子を満たした状態だと言われている。
・その4つとは、
「やってみよう」因子、「感謝」因子、「なんとかなる」因子、「ありのままに」因子
・自分には何が足りていて、足りていないかを知る。
参考文献
幸福の4因子について、より詳しく学べます。
人が幸福を感じているとき、脳では神経伝達物質
「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」が
分泌されるといいます。
それぞれどのようなときに分泌されるか、
を、解き明かした幸福の実践的書籍です。
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