【幸福学】幸福は伝染する。

結論

「幸福は伝染する」という研究結果があります。

（ハーバード大学医学部のニコラス・クリスタキス教授と、
カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・フォーラー教授による
共同研究による報告）

理由

今、幸福な人の、友人、知人、隣人の
幸福度を調査しました。

すると、3人目までは「幸福だ！」と答える
傾向が浮かびあがってきました。

つまり、幸福は伝染するということです。

ちなみに、
不幸、肥満、喫煙率も伝染するという
調査報告もあります（！）

幸福と対人関係の影響

友だちと幸福に相関があることも分かっています。

慶應義塾大学 前野隆司教授の幸福学の研究によると、

日本人の場合、たくさんの友人を作るより、
少なくても、多様な友人がいると、幸福度が高まる、
ということが分かっています。

幸福とパートナーの影響

小さなハッピーな出来事でも
大きく喜びをかみしめることが
幸福を感じるコツだそうです。

こんな調査報告もあります。

いい恋人とは、 物事がうまくいかなかったときに、
そばにいてくれる人だと、誰もが思います。

しかし、実際に調査してみると、

パートナーが「うまくいったとき」に、
一緒に喜びを分かちあってくれないカップルは
破局したといいます。

とても興味深い調査結果ですね。

幸福と人の影響はまだまだあります。

自律神経の本を読んだとき、
「イライラは伝染する」とありました。

脳科学の本を読んだとき、
「勝ちグセ、負けグセは伝染する」ともありました。

私たちが思っている以上に、人と人は影響しあっているようです！

自分一人の力だけで、幸福が成り立つわけではないのですね。