本書では、
幸せになるためのメソッドが50個掲載されています。
といっても、そうムズかしいものではありません。
今からでもすぐに始められる、カンタンなモノばかりです。
幸せの誤ったイメージ
幸せを手に入れるというと、
汗だくになって、ガケにしがみついて、よじ登って
その頂きにあるものを獲る、というイメージがあります。
しかし、それは誤った思い込みです。
幸せというのは、小さな気づき、コツ、習慣によるところが
大きいと、本書では、説かれています。
読んでいるときの私の感想
私は本書を読んでいて
「うんうん、なるほどなぁ」と思ったあとには、
「こんなことで本当に幸せっていえるのかなぁ」
という思いが、交互にやってきました。
実践してみてわかったこと
実際、実践してみて分かったことがあります。
大金を掴むような幸せではありませんが、
1円、10円、100円、500円玉の幸せを
集めるような感覚がありました。
「そんな、みみっちぃ」「安っぽいよ」
と思われるかもしれません。
しかし、
3日、続ければ、幸せの硬貨は両手に溜まっています。
1週間、続ければ、両手からこぼれ落ちそうなほど。
一か月、続ければ、あふれかえります。
一年続ければ幸せの大金持ち!
一年も続ければ、きっと毎日が本当に幸せだ!
って心から言えると思います。
これって本当に幸せ?
それでも「そんなことで幸せになるわけない!」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方に向けて、本書の表現を引用します。
「不幸せ、不満を感じている人は、テレビのチャンネルを変え続ける人」
面白くない、つまんない、なんでこんなにしょうもない番組しかやってないんだ! と
不満を漏らしながら、いつか面白いことが起きると信じて
ずっとチャンネルをガチャガチャと変え続けても、
面白いことなんて起きっこないのです。
今、ある、幸せに気づかなければいけないのです。
結論
今、ある、幸せに気づく、それを噛みしめる、味わう
それこそが幸せになるためのコツだったのです。
本書を読んで大切なことに気づかされました。
(次回に続きます。)
【幸福のヒント】
・不幸せな状況とは、テレビのチャンネルを変え続けるようなもの
・幸せは崖の上にあるものではない
・幸せは小さな習慣である
本書は、慶應義塾大学で幸福学を研究している前野隆司教授と、
その奥様でコンサルティングなどを行っている前野マドカさんの共著です。
コメント