※ この記事は前回からの続きです。
美術の教養なし、ズブの素人の私がアート鑑賞中に考えていること。
先日、大阪 中之島美術館 に行ったとき、
とても感動した画が2つありました。
①
一つは風景画。
一見すると、暗い画です。
しかし、
キャンバスという制限の中で、
家、枯れ木、雲、風、川、空気が、
完全な調和を成し、世界が出来上がっています。
(私はアートに関してズブの素人です。そのよーに見える、というだけです。)
この中の要素を1つでも欠いてしまったら、
一瞬にしてバランスを崩してしまいそうなほどです。
(そのよーに見える)
風や、空気は、一定の場所にとどまることなく、
雲や、川は、流れています。
立ち尽くして、見入ってしまいました。
②
もう一つは、キャンバスに、
白いセメントが厚塗りされたアートです。
作者の解説によると、
「人間の“精神”と“物質”が対立しながらも、握手している」
それを表現するかのように、このアートには
画を構成する要素、色や、線、形がありません。
世界を分けることなく、世界を表現している、といえます。
このアートにも見入ってしまいました。
(次回に続きます!)
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大阪中之島美術館
大阪中之島美術館公式ウェブサイトです。 19世紀後半から今日に至る日本と海外の代表的な美術・デザイン作品を中心に、約6000点超のコレクションを所蔵。様々な展覧会を開催しています。
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