子どものワクチン副反応と、コロナ後遺症、MIS-Cについて

あさイチまとめ

本日のNHK

あさイチの

内容をまとめました。




コロナは、子どもは重症化しにくい?

「自然免疫」と「獲得免疫」

私たちの体内には、

最初からもっている

「自然免疫」と



病気にかかったり、

ワクチンを接種して

得られる

「獲得免疫」の

2種類があります。



子どもは、自然免疫が

大人よりも多くあり、

また、鼻腔内で自然免疫が

活性化しています。



つまり、

より、効率的にウィルスの

増殖を抑制してくれます。



よって、大人よりも、

コロナ重症化リスクは

低くなっていることが

わかりました。

子どものワクチン接種 打ったほうがいい? 打たなくてもいい? | NHK
【NHK】5歳から11歳の子どもへの新型コロナウイルスのワクチン接種が始まってから2か月余りがたちました。ワクチンを2回打った子ど…




重症化しにくい=ワクチンは不要?

とはいえ、「獲得免疫」の

効果も十分に期待できるため(後述)、

子どものワクチン接種が

不要というわけではありません。




重症化しやすいケース

そして、

子どものコロナ重症化の

症例は、0ではありません。



肥満や、肺炎など、

基礎疾患を持っている

お子さんは、重症化しやすいようです。



喘息については、

コントロールの

度合いによって

影響が変わってきます。



コロナ禍でおうち時間が増え

体重が一気に増えたという

お子さんもいらっしゃるようです。



特に、「高度肥満」の場合は

注意が必要です。



何歳の、どれくらいの体重で

高度肥満になるかは、

下記を参照してください。

子どものワクチン接種 打ったほうがいい? 打たなくてもいい? | NHK
【NHK】5歳から11歳の子どもへの新型コロナウイルスのワクチン接種が始まってから2か月余りがたちました。ワクチンを2回打った子ど…




コロナ感染後、まれに発症するMIS-Cについて

コロナ感染後、

まれに、炎症が全身に拡がる

MIS-Cが発症することがあるようです。



症状は多彩で、

発熱、下痢、発疹

リンパの腫れ、

心肺の影響などが

みられます。



療養後でも

いつもと違うと思ったら

小児科に相談して

ください。




子どものワクチンの有効性のデータ

予防効果

アメリカのデータによると、

子どものワクチン接種による

予防効果は 51%

入院予防効果は 74%

となっております。


副反応

重篤な副反応は

大人と比べて

発生率が低いことが

わかっています。



ワクチンの摂取量が

大人に比べて

1/3のため、

発熱や心筋炎といった

副反応が、

起こったとしても

症状は軽いそうです。




アメリカの副反応に関するデータ

100万回接種中

心筋炎、心膜炎の発症は

男子で、4例

女子で、自然発生でかかる場合と差はない

という結果になっています。



また、MIS-Cの予防効果も

あることがわかっています。



MIS-C予防効果 91%

発症しても生命維持装置を

必要とするケースは 0例

です。



日本の副反応に関するデータ

日本では50万回以上が接種されており、

ワクチン接種後、心筋炎、心膜炎が

(ワクチン副反応と関係があったとされるもので)

報告された例は1件



そして、報告された例の症状は

改善されているとのことです。



ワクチン接種後の注意点

接種後、一週間は胸の痛み、

だるさ、息切れなどの症状が

あらわれたら、ためらわずに

医療機関にご相談ください。



運動については、

通学など、軽い運動は

大丈夫ですが、

部活動や、激しい運動については

1週間控えたほうがよいようです。




まとめ

子どものワクチン接種については

効果が期待できるとのデータが

揃ってきております。



どのようにコロナに対して

リスクをとるか、ワクチンも

選択肢の一つとして

検討の価値はあるように思います。




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