私がアート鑑賞中に考えていること。 Part1(大阪 中之島美術館に行ってきました。)

雑記

美術の教養なし、ズブの素人の私が
アート鑑賞中に考えていることについて
述べていきたいと思います!

ただ、私はアートに関してズブのしろうとで、
1mmも教養がありません。

ただ、
「そんな風な気がする」
「そういう風に見える」
というだけのことを述べていきます。

キャンバスという「無」から、線を描き「有」が生まれる

アートは、最初、真っ白なキャンバスという
「無」の世界から始まります。

真っ白なキャンバス=無

そこに、人が線を一本加えると、世界は二分します。
差別、区別、分別が生まれます。

線が1本入るだけで、無の世界が二分する。

三角形は、二項対立を包み込む形。
真ん中が空洞ですからね。

三角形は「包み込む」形

円もそう。
真ん中が空いている丸テーブルだから、
周囲にみんなが着席可能。

これが線や形について思うことです。

実際の絵画となると、こんなに単純なではないですけどね。

「無」は虚無ではない。

「無」とは、これから世界が広がっていく
無限大の可能性を秘めた、ポジティブなパワーです。

せっかくの「無」に、人が線を加えると
世界は分かれてしまいます。

善と悪、聖と俗、生と死、デジタルとアナログ、
科学とオカルト、敵と味方、都会と地方、夢と現実・・・

しかし、優れたアートは、
あくまで私が感じる「いいなぁ~」って思う画とは、ですよっ
キャンバスの中で完璧な調和が取れています。

こんなにも色や線が加えられているのに!凄い!見事だ!
と感嘆するんですよね!

(次回に続きます。)

美術の物語
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値段は張るのですが、アートの敷居をググッと下げてくれる
世界的なアート入門書です。

楽園のカンヴァス (新潮文庫)
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大阪中之島美術館

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