NHK あさイチ 原田マハさん 出演回 まとめ Part3

あさイチまとめ

今回は、番組内で原田マハさんが、

オススメしていた本とその理由

また、

本を選ぶときの基準について

まとめました。

美術の物語 エルンスト・H・ゴンブリッチ 著

原田マハさんは、

本書の序章がとても好きだと語っていました。

美術史の話に入る前に、ゴンブリッチ先生が、

オリエンテーションのような話をしてくれるんです。

アートの接し方についてや、

アートの敷居は高くないよ、

といったことを、

愛情のこめて話してくださるんです。

この序章は、私にとって、アートの入口になっている。

と、語っていました。

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風景との対話 東山 魁夷 (ひがしやま かいい)

本書は、風景画家、 東山 魁夷(ひがしやま かいい) の随筆です。

原田マハさんは、


東山 魁夷は、なかなか芽が出なかった風景画家で、

肉親の死があったり、戦争で招集されたりと

若い頃は色々あった。

戦時中は、兵隊として、

爆弾を抱えて敵に突っ込む訓練など、

日常が生と死の隣りあわせだった。

そんな折、

東山は、熊本のなんでもないような風景をみて感動した。

もし生き残ったら、風景画家になろうと思ったそうです。


と、東山魁夷 の来歴を語っていました。


本書は、原田マハさんが、大学三年生の頃に
大学生協で、たまたま立ち読みして、
ジーンとしたことをキッカケに手に取ったそうです。

「自分の行くべき道を指し示された気がする」

とも語られていました。

Bitly

ダ・ヴィンチ・コード ダン・ブラウン著

原田マハさんは、本書についてこのように語りました。

フリーランスのキュレーターだったころに、
別の本に挟まってたチラシで本書をみつけました。

当時すでに、『楽園のカンヴァス』構想はあったので、
これを読めば、何か、作品作りのヒントになるかもしれないと思い、

人生で初めて本の予約、というものをした。

手に取ると、その日のうちに全部読んじゃいました。

冒頭の展開から圧倒されたんです。

ルーブル美術館の館長が、全裸で、

レオナルド・ダ・ビンチの絵の前で

殺されていたんですよ!

こんなことを書いてもいいのか! と励まされました笑


私の作品は史実が10%

フィクションが90%で構成されています。

10%は少ないかもいしれないけれど、

しっかり史実である土台を堅めておかないと、

その上にいくらおもしろおかしい、フィクションを乗せても

作品がグラグラする。

だから、この10%は重要。

私の作品はアートの入り口として開けておいているもの。

物語に出てくるアート作品や、土地、グルメなどがあったら、

実際に出かけてみて欲しい。

読んだらそれで終わり、ではなく、

現実の世界と地つながりにしておきたい。

その為に私の作品は入り口と出口を用意しています。


と、語っていました。

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Bitly

津軽 太宰治

原田マハさんは、本書について、このように語っていました。


太宰治は高校生のうちによんでおきたい
青春の本だと思って、読んでいました。

太宰ならではの
キザな感じや、
斜に構えてる感じ、

でも、故郷に対する愛があった。

その絶妙さが好きです。

本編の出だし、奥さんとの会話部分も好きです。

「なぜ旅に出るの?」

「苦しいからさ」

なんて、キザなんでしょう笑

ラストシーンも胸に迫るものがあります。

太宰がふっと素に戻る瞬間がとてもいいです!

と、語っていました。

Bitly

原田マハさんの本を選ぶ基準

本を選ぶ時の基準はありますか? と、問われ、

原田マハさんは、このように答えました。


話題になるものは気になるのでチェックします。

あとは、

旅、グルメ、アートは私の本を選ぶ、3大ポイントです!

また、

タイトルや、イメージだけで遠ざけないことも大切です。

例えば、『三国志』

漢字は多いし、登場人物も多いし、

私にはむりだと思っていたけれど、

友達にすすめられて、ダマされたと思って

一章だけ読んだら、そのまま最後まで読んじゃったんです。

もしかしたらそれが

運命の一冊になるかもしれない

人のおすすめでも、読んでみる、

という直感も大切にしています!


と語っていました。

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