コロナ陰謀論、反ワクチン、SNSの運動について思うこと。

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まず、本題の前に断っておきます。
私はどちらかの立場を排除したいわけではありません。

ヒトは集団化すると考えることをやめる

ヒトは「集団」になると、
個性が消失し、
思考が停止します。

フランスの社会学者 ル・ボン は
著書『群集心理』の中で、
群集の特徴をこのようにまとめました。

① 衝動的で、動揺しやすく、昂奮しやすい

② 暗示を受けやすく、物事を軽々しく信ずる性質

③ 感情が誇張的で単純であること

④ 偏狭さと横暴さと保守的傾向

この4つの特徴から
コロナ陰謀論者、反ワクチン派、
SNSでたびたび起こる政治抗議運動などが
頭をよぎります。

なにもこれは、
陰謀論者、反・〇〇派に限ったことではなく、
肯定派、向・〇〇派にもいえることです。

あなたは、

なぜ、マスクをするのか考えたことがありますか?

「みんながしているから」

「テレビでいっていたから」

などのやんわりとした理由でつけて、
実際に「なぜ、つけるのか」については、
ほとんど考えたことはないのではないでしょうか。

コロナ騒ぎが起こって2年になろうとしています。
コロナの感染経路は3つしかありません。
その3つを言える人が何人いるでしょうか。

「飛沫感染」
「接触感染」
「エアロゾル感染」

この3つです。

マスクはその中の対策の1つですし、
マスクだけが対策ではありません。

ヒトの脳はサイズの割りに
とても酸素やエネルギーを喰う
燃費の悪い器官です。

ゆえに、

脳は、なるべく、エネルギーを節約しようとして、
「考えないように」
「判断しないように」
「記憶しないように」
できています。

よって、脳はいともかんたんに、メディアや、政治家が繰り返す
単純化された、わかりやすく、おぼえやすいキャッチフレーズに
染まります。

または、

Twitterの144文字といった
極端な制限の中で言い切られた
情報を信じてしまうのです。

それが、日頃の不満を代弁するようなものだったら、
誰でも飛びついてしまうでしょう。

私はちょっと異常だな、と思う運動をみかけたとき、
この言葉を思い出し、自分の戒めにしています。

「群衆は、真実であるかどうかは重要ではなく、自分が信じたいことを信じる。

そこに魅惑の「キャッチフレーズ」が舞い込んでくると、神のように崇めてしまう。」

「病災に怯えて過ごすだけが人生ではない」これも一つの意見ですが、
真面目に対策をしている人を脅かしてくるのは違います。

もしかしたら自分は、みえない落とし穴にハマっているかもしれません。
一度立ち止まり、自分の頭で思考することを、忘れないようにしたいですね。

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