読書感想

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【本の要約・気づき】『戦争論』ロジェ・カイヨワ著――なぜ、人類は戦争をするのか (ロシア、ウクライナ) Part2

前回は、和平をもたらしたはずの 民主国家の誕生により、 戦争は万人のものとなった、 というところまで述べました。 今回は、文明の発達により、 戦争は歯止めが効かなくなった という内容です。 前提となる用語等の説明 経済システムとはなにか 経...
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【本の要約・気づき】『戦争論』ロジェ・カイヨワ著――なぜ、人類は戦争をするのか(ロシア、ウクライナ)Part1

本書は、「人類はなぜ戦争をするのか」 「そもそも人類には向かう戦争に傾きがあるのではないか」 ということを人類学の視点から解き明かそうとした本です。 民主的な国家の誕生が、戦争を万人のものにした ① 原始的な戦争では、集落、部族同士で 領土...
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【本の要約・気づき】伊集院光 名著の話――コロナ禍で読書をして気づいた、非効率を味わうこと。

伊集院光 『名著の話』はとても 気づきや学びが多い本です。 読後、付箋メモだらけになりました。 この本に出会えて本当に良かったと思います。 改めて読書のメリットにも気づくことができました。 読書のメリット 読書をしていて、 とても豊かな時間...
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【本の要約・気づき】生きがいについて 神谷美恵子著 ―― 心のよりどころを見失ったとき読む本

神谷美恵子 著『生きがいについて』を読んで 気づきがあったところをまとめました。 私たちを支えるもの 生きがいを失った人に見られる共通点 突然生きがいを 失った人に見られる 共通の表現があります。 自分が立っていた地盤がゆるみ、 ガラガラと...
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【体験談】自分探しをしている大学生必見!自分探しより自分なくし!――みらうじゅん 著『マイ仏教』より

「自分」っていったいなんなんだろう? そんなことを考えたことはありませんか? 今回は、私の体験談をもとに、 「自分」について深めていきたいと思います。 誰もが一度は自分を求めて旅に出る 「自分探しの旅」に出た結果 若い頃は「自分っていったい...
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【本の要約・気づき】伊集院光 名著の話――死者の尊厳とは

伊集院光 著『名著の話』 今回は、本書より、 「死者の尊厳」について 述べたいと思う。 死者の尊厳 人は死んだら終わりなのか 「人が亡くなるということは、消滅することではない その人の心の中に宿りなおすことである。」 批評家、随筆家、若松英...
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【本の要約・気づき】伊集院光 名著の話――読書のデメリット

今回はあまり語られることのない、 読書のデメリットについて 述べたいと思う。 読書のデメリットとは 読書のメリット? 読書をしていると、 自分が頭がよくなったと 思うことがある。 この世の真理をつかんだ気がして この喜びと、感動を、人に伝え...
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【本の要約・気づき】みうらじゅん『マイ仏教』――念仏をとなえよう!

今回は念仏について クローズアップしたいと思います。 南無阿弥陀仏 念仏の中で、最も有名ではないでしょうか。 阿弥陀様の本願を信じて念ずれば、 どんな人でも浄土へ往生できる といったものです。 以降は、みうらじゅん流のオリジナル念仏を紹介し...
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【本の要約・気づき】みうらじゅん『マイ仏教』――諸行無常とは何か?

みらうじゅん『マイ仏教』を参考文献に、 諸行無常とはなにかについて ひもといていきます。 諸行無常とはなにか 「諸行無常」とは 今、目に見えている現象、存在は さまざまな要素や、縁が重なりあって たまたまそのように見えているだけである。 今...
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『生きがいについて』要約 神谷美恵子著 Part5

本書最大の気づき 本書の最大な気づきは 人は自分で生きているのではなく、人とのつながりで生きている。 さらにいえば、 人はつながりに、生かされている ということです。 「舌読」 ハンセン症患者により、盲目になった一人の患者が 所属する楽団の...