【体験談】自分探しをしている大学生必見!自分探しより自分なくし!――みらうじゅん 著『マイ仏教』より

読書感想

「自分」っていったいなんなんだろう?

そんなことを考えたことはありませんか?

今回は、私の体験談をもとに、

「自分」について深めていきたいと思います。

誰もが一度は自分を求めて旅に出る

「自分探しの旅」に出た結果

若い頃は「自分っていったいなんなんだろう?」と

疑問に駆られ、「自分探しの旅」に出るものです。


私も多分に漏れず、学生の頃、

青春18きっぷで関西から九州まで

旅に出ました。


広島あたりでかなり飽きてきて、

九州についてもやることがなく、

ネカフェで漫画を読み、

グルメサイトでみたお店に行って

帰ってきました。


その時、

「自分を求めて自分を探しても見つからない。」

ということに気づいたのです。

もし、自分があったら

もし、自分があったら、

相当不自由な思いをすると思います。


例えば、出生時の血液検査で

自分が分かるようになったとします。


検査の結果、


あなたはこういう性格で、こういう強みがあって、
こういう能力で、年収、友人の数、何人の人と付き合えるか


など、全て決定づけられていたら

不自由ではありませんか?

自分という厄介な存在

自分があるとケンカになる

友人と小説や映画の感想を

語り合っているとき、

解釈違いが起きると、

言葉には出さなくても


「コイツはワカッチャナイ・・・」

「コイツとは最後のトコロで相イレナイ・・・」


と、ムッとするものです。


いつかモヤモヤが爆発して、

ケンカになるかもしれません。


職場で議論が白熱したとき、

お酒の席などでは心の導火線に

火がつきやすくなります。

自分探しより、自分なくし! by みうらじゅん

マイ仏教の著者 みうらじゅんさんは

このように語っています。


「“自分”って自分のための“自分”じゃなくて

他人のための“自分だから。

他人と仲良くやれない“自分なんていらないと思ってます。」


仏教の重要な考え方として、


人は自分で生きているのではない。

他人との関係性に生かされている。


という考え方があります。

みうらさんはこのことを

言っているのだと思います。

まとめ


自分という種は空中では芽吹きません。

土の中で、泥に埋もれてこそ

根を張り、花を咲かせることができます。


自分!自分!自分! と、

“自分”に執着していると

周りに支えられていることに

気づきませんし、

自分が邪魔してケンカが起こります。


周囲との関係性のなかに

“自分”がいるのです。

【幸福のヒント】

・人は自分で生きているのはない

 人の関係性に生かされている。

・周囲との関係性のなかに“自分”はいる

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「自分なくし」の修行について、その極意がおもしろおかしく説かれています!

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