浄土真宗の宗祖 親鸞と弟子の唯円の会話
親鸞「師である私の言う事ならなんでも信じるか。」
唯円「その通りでございます。」
親鸞「それでは、私のいうことに決して背かないか。」
唯円「つつしんでお受けいたします。」
親鸞「では、まず人を千人殺してきてくれないか
そうすればおまえの往生は確かなものになる」
唯円「聖人の仰せでも、私では一人としてあやめることはできません」
親鸞「それではどうして「背かない」などといったのだ。」
「これで分かったであろう。
お前が善人だから人を殺さないのではない。
たまたま人を殺す“縁”にないだけなのだ。」
***
ウクライナ東部ドニプロで、ロシア軍の侵攻に備え
女性たちが火炎瓶を作っているといいます。
中には英語の教師や、主婦、弁護士もいます。
たとえ、悪人でなくても、殺すつもりはなくても
“縁”は訪れてしまうんですね。
Bitly
・なんでも念仏で解決してくれる(?)
・悪人こそが救われる(?)
親鸞の教えに対する世間の誤解や批判を
弟子の唯円が解いた一冊です。
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