アーサーCクラーク著『都市と星』Part3

読書感想

アーサーCクラークが示した答え

「安心、安全、安穏、平穏」が人類の理想郷なのか。

この疑問に対し、アーサーCクラークが示した答えとは、

① コンフォートゾーン(快適空間)を出る

② バランスを取る

といったものでした。

今回はここを掘り下げていきたいと思います。

結論

主人公アルヴィンは、人類史10億年続いたコロニーから、
外の世界へと出たがりました。

コロニーで大人しく暮らしていれば
平穏無事で、理想的な生活を送れたものを、
どうしてアルヴィンだけは外の世界に出たがったのでしょうか。

『精神科医が見つけた3つの幸福』という本に
このようなことが書かれていました。

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理由

本書は、
人間が幸福を感じる時に分泌される、「神経伝達物質」に着目しています。

このなかでも、「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」
の3つを主軸に語られています。

人は、

健康、やすらぎを感じると、幸福物質「セロトニン」

つながり、愛を感じると、幸福物質「オキシトシン」

挑戦、成功、を感じると、幸福物質「ドーパミン」

が分泌されるといいます。

まずは、幸福の土台となる、
セロトニン的幸福、オキシトシン的幸福を
手に入れることからスタートです。

幸福の土台を固めたられたなら、次のステップとして、
「自分の快適空間から出て、少しチャレンジしてみよう」
という提案がなされています。

なぜ、チャレンジするのか

人は自分の快適空間から出ることに臆病です。

わざわざ危険を冒したり、失敗するリスクをとりたくないと考えます。

それでもチャレンジする理由は、
挑戦した先に自己成長が待っているからです。

本書では、「自己成長」の定義を、

「昨日、知らなかったことを、知っている」
「昨日、出来なかったことが、できるようになる」

と、定義しています。

なにもいきなり難しいことをしなくてもいいのです。

・小さなことからやってみる。
・失敗しても経験値になる。
・目標を設定することで、ワクワクし、「ドーパミン的幸福」は得られる。

などなど、本書では「ドーパミン的幸福」を
これでもかと細分化して解説しています。

盤石な幸福の土台を築けたなら、
少し自分の快適空間から出てみて挑戦してみよう、
そこに新たな幸福があるといいます。

アルヴィンがコロニーを出るように。

このことをクラークは伝えたかったのだと思います。

【幸福のヒント】

幸福の土台を固められたなら、次のステップとして、

「自分の快適空間から出て、少しチャレンジしてみよう」

アーサーCクラーク著『都市と星』Part4

(次回リンク予定地)

参考文献

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