プロゲーマー たぬかなさん、不適切発言により炎上
プロゲーマー たぬかなさんが
「身長170cm未満の男は人権がない」
「(女性は)Aカップに人権なんかない」
など、不適切な発言をして炎上しました。
過剰に叩く人たち
この件で、ネット上では、
「死んで詫びろ！」と、誹謗したり、
自宅住所を割り出そうとしたり
する人まで現れています。
これは、さすがに異常です。
ここからは、
このような異常な怒りを覚えない方法について
考えていきたいと思います。
人には、今のその人たらしめる「時間」があった。
たぬかなさんには、現在の姿にいたるまでの、
時間、歴史、いきさつ、育ってきた環境という
命のいとなみがありました。
完全なる、妄想、想像、憶測になりますが、
たぬかなさんは、〇年〇月〇日に生まれ、
両親に愛されて育ち、
小学校に通い、友人と出会い、
好きな人と出会い、別れ・・・
といった時間があったはずです。
プロゲーマーになるほどですから、
朝から晩までゲームに熱中していたかもしれません。
両親も、特にそれを咎めなかった、
そのような家庭環境だったかもしれません。
これを書いている私にも、あなたにも、
同じ命のいとなみがありました。
全員が同じ環境で育ってきたわけではないので、
価値観がズレていて当たり前です。
みんながみんな同じレベルの
人権意識を持っているわけではありませんし、
みんながみんな同じレベルの
大人としてのふさわしい言動が出来るわけではありません。
善悪は環境に依拠する
人の善悪の価値観は、生来の人間性に拠るものと思われがちですが、
国家、社会、家庭環境に依拠しています。
目の前の人がムカつくからといって、
あなたが人を殺さないのはないのは、
あなたが「善人」だからではありません。
そういった価値観の、社会環境で育ったからです。
偶然、その環境に生まれ、育ったのです。
あなたも、わたしも、たぬかなさんにも
「溝」はあるかもしれません。
しかし、同じ人間であることに違いはありません。
他者に異常な怒りを覚えないために、
あなたと他者との「溝」を埋める方法とは、
その人がその人たらしめた命のいとなみを
想像することです。
【幸福のヒント】
・あなたが持つ常識的な人権意識や、倫理観は偶然の産物である。
・私はあなただったかもしれないし、あなたは私だったかもしれない。
・「思考」することで、あなたと他者との間の「溝」は埋まる。
イライラすると、自律神経のうち、交感神経が高ぶります。
そういった自律神経のメカニズムを本書から学べます。
イライラのメカニズムに仏教の観点からひもといていくものです。
個人的に小池龍之介さんが好きで、何冊か読んでいます。
中でもこちらはオススメです。
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