【本の要約・気づき】『生の短さについて』 セネカ著 ――「休むことも仕事」について解説します。

読書感想

前回に引き続き、

本書について、

まとめていきたいと思います。



セネカは、時間を、

量的な時間と、

質的な時(トキ)の2つに分けて

考えました。



今回は、

なぜ、時間をムダづかいしてしまうかについて

まとめていきたいと思います。。

時間をムダづかいしてしまう理由

無形

時間は目にみえるものではありません。

ゆえに、時間を浪費してしまいます。



人は生きていると同時に、

死に向かっています。

時間は有限であるということは

忘れてはいけませんね。




閑暇(ひまであること)

私たちは暇であることを

悪いこととして

とらえてはいないでしょうか。



そういう心持ちだと、

暇ができたとき、

様々な用事で埋め尽くしたり

休みの日にでも仕事をしたりするのです。



私も、休日にダラダラ過ごすと、

夕方頃に、

「あぁ、休日なのに

なってもったいない

時間の使い方をしたんだ」

と、精神的に不衛生な

追い詰め方をすることがあります。



しかし、休むことも仕事です。

うまく休むことができなくなると

仕事もうまくパフォーマンスを

発揮できなくなります。




自分と向き合った結果、「今は休む!」 というなら前向きなことである

本当に自分でやらなくちゃと感じていることって

誰しもあると思います。



しかし、仕事や、誰かに評価されることばかりやっていると、

世の中のことばかり優先するようになり、

自分の本当の宿題と向き合わなくなります。



現代の技術を使えば、

かんたんに人とつながり、

会うことができます。



しかし、

人とよく合ってはいるけど、

自分とは全然向き合っていない

なんてことに、陥ってはいないでしょうか。



自分の本当の宿題というのは、

時(トキ)の世界で行われることです。

もっと、自分と向き合う時間や、

時間を深めることをしなければ

いけません。



次回は、どうすれば

自分と向き合う時間が取れるか、

時間を深めることができるかについて

まとめていきたいと思います。



Bitly

本書は、精神科医 樺沢紫苑先生が、「遊び方」をテーマに著しました。

大人になって「遊び方」が分からなくなった人にオススメします!名著です!

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