【本の要約・気づき】『生の短さについて』 セネカ著 ――「時間を深める読書」「コロナ禍の読書での気づき」

読書感想

前回は、時間とは有限なはずなのに、

なぜ、そのことを忘れてしまうのか

についてまとめました。



今回は、時間を深めて、

時(トキ)の世界への

向かう方法論について

まとめていきたいと思います。

(時間と時(トキ)については前々回まとめています。)



私たちは、

時間を深めることで

自分と向き合い、

自分の人生の宿題をみつけることができます。



ゆえに、時間を深めることは

とても大事です。

時間の深めかた

セネカの方法論

セネカは、


現在と未来はつかみづらいものである。

ゆえに、過去に生きた「死者の言葉」を聞け。


と、説きます。

つまりは、読書です。




読書のすすめ

読書とは、情報を手に入れるものだと思ってしまいます

しかし、

読書とは、過去に生きた人たちとの「対話」です。

私も、読書をしているとき、

本当に一年に一回、あるか、ないかくらいの頻度で

自分のやりたいこと、やるべきことって

このことかもしれない! ―― 

―― と何かをつかみかけることがあります。



今思えば、あれは著者との対話であり、

対話によって時間を深めることができ、

今の自分に必要なものが照らされたのだと思います。

読書にはそういう力があるのですね。




危機の中で感じること。

大きな震災や、このコロナ禍の読書で感じたことは、

今の現状を、今の知識で生き抜いていくことは

無理だということです。



人生は自分の思い通りにはならない、

自分の生きたいように生きるのではなく、

関係性によって生かされているんだ、



そして今、与えられているものでなんとかするしかないんだ

そう悟ったとき、

今、自分がやるべきことが

ほんのかけらですけど、見えた気がします。



Bitly

本書は、精神科医 樺沢紫苑先生が、「遊び方」をテーマに著しました。

大人になって「遊び方」が分からなくなった人にオススメします!名著です!

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