『生きがいについて』 要約 神谷美恵子著 Part4

読書感想

※ この記事は前回からの続きです。
前回のリンクはページ下部にあります。

神谷美恵子は、
生きがいを奪い去るほどの経験について
もう一つ重要なことを伝えています。

他者の悲しみと共鳴する

人は、耐え難いほどの悲しみや、

苦しみ、後悔を経験することで、

他者と深く共鳴することができる、

ということです。

(他者のことを考えるまでに時間はかかりますが。)


楽器に例え、

つらい経験は「心の弦」を増やすこと。


この、「心の弦」を生む経験は、

確かにつらいことではあるが、

同時に、他者の悲しみの調べに共鳴する

ことができる、ということでもあります。

他者と「心の弦」で共鳴する

イジメの経験をした人が、
イジメの兆候にいち早く気づいたり、


ペットロスになったことがある人が
ペットロスにあった人に寄り添えたり。


ペットを飼ったことがない人からすれば、
「ペットロス」はピンとこないことかもしれません。


「心の弦」を生んでいく経験が

人を成長させるキッカケにも

なりうるのですね。


(次回に続きます。)

【幸福のヒント】

たとえ、自分自身に耐え難い苦しみの経験がなかったとしても

・どこまで他者の悲しみの調べに耳を澄ませられるか

・どこまで他者の悲しみの調べに共鳴できるか

それが、生きがい見出す鍵になる。

created by Rinker
¥1,320 (2024/04/26 14:41:16時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
¥1,485 (2024/04/26 14:41:17時点 Amazon調べ-詳細)

伊集院光さんも「生きがいについて」に触れています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました