『生きがいについて』要約 神谷美恵子著 Part1

読書感想

自己啓発本を読むとネガティブになることがある

あなたは「生きがい」がありますか?

私にはありません。

「生きがい」を探そうと、
自己啓発本を取ってみますと、

・あなたの強みはなんでしょうか?

・あなたがこれまでで熱心になったことはなんでしょうか?

など、
「それが分からないから聞いてるんだよっ!」と
言い返したくなる質問責めばかりで
ネガティブな気分になります。

しかし、

本書は読んでいて、
ポジティブな気持ちになりました。

何回かに分けて、読み解いていきます。
今回は、「生きがいの定義」について
です。

生きがいとは「質的」なもの

生きがいには
「質的」なものと、
「量的」なものがあります。

1時間より2時間働こう、100万円より、200万円稼ごう、これは量的です。

本書の「生きがい」とは、量では測れないものを指しています。

具体的に述べていきます。

生きがいとは何か

生きがいとは、

自分の中にいる「内なる子ども」が示す、
関心、興味、ワクワクすること、
素朴で、純粋で、小さなところにあるもの

と、定義します。

子供は、純粋な気持ちで、関心、興味を持ちます。

目の前の蝶に関心を示し、追いかけ、泥だらけになります。

大人は、「これって役に立つの?」、時間や、お金がかかりそう、
やったとしても人に評価されなそう、人から「それ何?」と突っ込まれそう。

と、打算的になり、二の足を踏みます。

本来、生きがいとは、
純粋な気持ちとして、
心の底から湧き上がってくるもので、
他人の承認や、社会的価値は
関係のないものだったのですね。

生きがいを見つけている人、
何かに熱心に取り組んでいる人をみると
輝かしく見えて、憧れを抱きます。

それは子どものように、
ピュアな気持ちで取り組んでいるから
美しく、輝いて見えていたんですね。

(次回に続きます。)

【幸福のヒント】

・生きがいは「内なる子ども」が示す、興味や関心である。

・他人の承認や、社会的価値は、探す段階では考慮するものではない。

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伊集院光さんも「生きがいについて」に触れています。

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