『生きがいについて』要約 神谷美恵子著 Part2

読書感想

(※ この記事は前回からの続きです。ページ下部に前回のリンクがあります。)

ハンセン症療養所の精神科医として勤務していた神谷恵子

神谷恵子はハンセン症にかかった
患者を隔離する療養所で、
精神科医として勤務していました。

ハンセン症は、
皮膚がただれたり、
失明したりすることもある病気です。

また、実際には感染力は低いのですが、
当時は、その恐怖感から差別されたり、
家族から絶縁されたりすることもありました。

「なぜ私たちでなくあなたが。」

「なぜ私たちでなくあなたが。

あなたは代わってくださったのだ。

代わって人としてあらゆるものを奪われ、

地獄の責苦を悩みぬいて下さったのだ。」

神谷恵美子が残した詩の一節です。

他者の苦悩や痛みに
これほど高いレベルで
共感出来るのは、

神谷恵子の特性、
または、現場で目の当たりにしてきた
当事者だから、ということもあったと思います。

しかし、キッカケ次第で
私たちにも深く共感することが
あると思います。

人間の可能性

テレビのニュースでいたましい事件を観た時、
津波で故郷を流され、涙を流す人を観た時、
戦争のニュースを観た時、
我が事として胸を痛めることがあります。

目の前で子供がおぼれていたら
その子の国籍が何であれ
助けようとします。

この共感は、神谷恵子だけが持つ特性ではなく、
「人間の可能性」と言えるでしょう。

神谷恵子の問いかけ

・人は誰を自分の隣人として考えることができるか

あなたが出会った人、目に入った人とは、
すでに、無関係の他者ではなく、あなたの何者かではないか

そういった問いかけが
本書に込められていたと
思います。

(次回に続きます。)

【幸福のヒント】

・共感こそ、人間の持つ可能性

・人とのつながりがどれほど尊いものか、有難いかを感じる。味わう。噛みしめる。

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伊集院光さんも「生きがいについて」に触れています。

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