『生きがいについて』要約 神谷美恵子著 Part3

読書感想

生きがいを奪い去る経験

愛する人と別れるとき、
災害にあったとき、
病気になったとき、

生きがいを奪い去られたと思うほど、
声にならないうめきにしかならいほど、
つらく苦しい思いをすることがあります。

しかし、神谷は自身の経験や、
療養所のハンセン症の患者をみてきたなかで、

かえって、暗闇の中にいることで、
光を強く感じることがあると伝えています。

失って気づくことがある

神谷が得た気づきとは、

生きがいを奪い去られるほどの経験は

耐え難いものであると同時に、


どれだけ愛したか
どれだけ尊いものだったか
どれだけ大切なものとして育てたか
どれだけ真剣に関わったか


を知るきっかけでもあった、

ということです。

自分にとってどうでもよければ
ダメージはありません。

愛した時間があったからこそ、
声にならないうめきを
あげてしまうのです。

縮尺が極めて小さくなりますが、
入院して健康の有難みを知ることって
ありますよね。

孤独は創造性を生む

世の中には、世界を照らし出すような
言葉を生む創作活動をしている人がいます。

作家、アーティスト、詩人・・・

実はプライベートでは
途轍もない孤独の中にいた
というのはしばしば聞く話です。

孤独の中で感じた光を
言葉にしていたのですね。

(次回に続きます。)

【幸福のヒント】

・暗闇の中にいることで、光を強く感じることがある

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伊集院光さんも「生きがいについて」に触れています。

参考文献

Bitly

「舌読」の章は、肩に力が入りながら読み入ってしまいました。

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