小島よしおさんのお悩み相談の回答に感動しました。

小島よしおが「親友に仲間外れにされている」と悩む小3女子に伝えたい「心の握手」とは | AERA with Kids+
仲良しだった友だちに仲間外れにされて悲しいと相談を送ってくれたのは小学3年生の女の子。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も大人気の小島よしおさんが子ど…
結論
私は、この記事にとても感動しました。
「親友に仲間外れにされている」と悩む小3女子に、
小島よしおさんは、
「ぼくにも同じようなことがあったんだ」
というところから話し始めたからです。
このことは、とても倫理的で、倫理を体現しているからです。
理由
ドイツの人気作家、ダニエル・ケールマンは
小説を書くことを、このように、表現します。
「小説とは、常に、他者の目から世界を見て
別の世界を想像するトレーニングだ。」
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哲学者のカントも同じことを言っています。
「君は自らの人格と、他者の人格にある人間性を
「手段」としてではなく、「目的」として扱え。」
自分の見えている世界や、価値観のみが「絶対」で、
他者は、自分を満たすための物や、道具ではない、
ということです。
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具体例
なぜ、倫理的か、を説明するのに、
哲学者 マルクス・ガブリエルの
この名言をお借りします。
倫理とは“異質”という錯覚を
「私があなただったかもしれない」
という事実に、転換することだ。
小島よしおさんは、
悩みを打ち明けてくれた少女に対し、
自らも同じような経験があることを話し、
心に寄り添うところから、始めたのです。
結論
私には、
私になる、
時間、
いきさつ、
いとなみ、
歴史がありました。
それはあなたにも同じくあることです。
私はあなただったかもしれない、
私も、あなたも “異質” な存在ではなく、
1人の人間であるという認識になれたとき、
倫理は動き始めます。
小島よしおさんの回答からは
そのヒントを得られました。
【幸福のヒント】
倫理とは“異質”という錯覚を、
「私が、あなただったかもしれない」
という事実に、転換することだ。
by マルクス・ガブリエル
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