人生で大切なのは「共感」である、その理由。

雑記

100分de名著 特別編 『100分deパンデミック論』(22/1/3放送分)の感想をもとに

あらためて人生で大切な事は「共感」であると思うに至った理由を述べたいと思います。

人生で大切なのは「共感」

主観で物事を考えたり、発言したりしているとき、
「相手の立場」を忘れると、必ず間違いが起こります。

間違いとは、相手を怒らせたり、悲しませたり、傷つけたり、
本当に必要なことをしてあげられなかったりすることです。

「相手の立場」になって考える「共感」があれば、
こういった盲目的な言動や、間違いを防ぎ、
相手からたくさんのことを学び、人生をより豊かなものにできます。

斎藤幸平先生紹介 ジジェク著 『パンデミック』

斎藤幸平先生は、

すでに資本主義は拡大、獲得、効率を続けて臨界点に達した。

資本主義政策を押し進めてきた数十年間のせいで

社会構造のせいでないがしろにされてきた人たちがいる、といいます。

例えば、

男性が外で働いている間、支えていた女性。

コロナ禍で、まともに医療を受けられないひとたち。

社会を下支えしてくれているエッセンシャルワーカー。

上流階級の人たちは家の中でぬくぬくと過ごし、

全てをスマホで済ませます。(仕事でさえも)

資本主義を突き進んでいれば、お金が増え、豊かになると信じてきました。

しかし、

現実は資本主義の社会構造のせいで犠牲になっている人たちがいます。

斎藤先生は、

映画『マトリックス』のように、我々は夢や幻想をみていて、

現実はとんでもないことになっている。

幻想から覚醒し、現実と向き合い
政治は、本当に民が必要なことがなにか考えるときが来たといいます。

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小川公代先生紹介 バージニア ウルフ著『ダロウェイ夫人』

小説『ダロウェイ夫人』は、<意識の流れ> という独特な文体が特徴です。

地の文の中に、会話や人の感情が混じって描かれているのです。

登場人物Aの心の中から、今思っているBの心情までシームレスに紡がれます。

それはその人の(他者の)立場や心の中がどうなっているか、

自身を通して同化することにつながります。

コロナにかかった人の気持ち、今もコロナの後遺症に悩まされる人の気持ち、

病気になった人の気持ちは病気になった人にしかわかりません。

健常者は床に臥せている人に対して上から目線にしかなれないのです。

そんなことを考えさせられる一冊です。

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高橋源一郎先生紹介 ジョゼ・サラマーゴ著『白い闇』

<あらすじ>

ある男が、突然失明した。それは原因不明のまま次々と周囲に伝染していった。事態を重く見た政府は、感染患者を隔離しはじめる。介助者のいない収容所のなかで人々は秩序を失い、やがて汚辱の世界にまみれていく。

(紹介文より引用)

突然失明する原因不明の感染症、隔離政策は、コロナ禍の世界と重なる部分があります。

高橋源一郎先生は本書のタイトルについてこのように解釈します。

本書のタイトルは『白い闇』

闇とは通常黒いものです。

白い闇とは、現実の世界がまぶし過ぎるあまり、

本当に見なければいけないことが見えなくなっていることである。

といいます。

このまぶしい白とは幻想であったり、夢であったり、

本当に向き合わなければいけない現実を隠す霧ともいえます。

***

番組を視聴してあらためて、他者の立場になって考える

「共感」の大切さを思い知りました。

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100分deパンデミック論
「100分 de 名著」の番組公式サイトです。誰もが一度は読みたいと思いながらも、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を、25分×4回、つまり100分で読み解く新番組です。

NHKオンデマンド|特設ページ

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