人は自分の精神に近い音楽を好む。(筋肉少女帯、鬼束ちひろ、中野信子著『メタル脳』(後編)

雑記

“本当のこと”を歌っている!本物だ!という感動

ロックバンド筋肉少女帯の楽曲は「努力しても叶わない夢もある」といった
世の中の、リアルな部分や、不条理な世界観を
ときにアイロニカル(皮肉)に、ときにユーモラスに表現しています。

現実は、ランキングチャート上位を占める曲たちがいう
「綺麗事」や「キラキラしたこと」では埋まらないこともあります。
(※私はそういう楽曲を全否定したいわけではありません。)

流行曲ばかり聴いていた私にとって、筋肉少女帯との出会いは

「このバンドは“本当のこと”をいっているのかもしれない!」

といった感動でした。

仲間、家族のような、一体感

マイノリティやダークサイドにスポットをあてた
筋肉少女帯の楽曲を聴いていると
抱きしめてくれているような嬉しさを感じます。

ライブ会場に行けば、その音楽性に胸を打たれた
(互いに口に出してはいいませんが)仲間たちがいます。

そして、ときどき「自分たちってマイノリティ側だよね、アハハ」と
笑いあうような感じにやすらぎを覚えるのです。

先日のライブでボーカルの大槻ケンヂさんが
「筋肉少女帯と出会っていなかったら」というMCをしました。

私が筋肉少女帯と出会っていなかったら、
心の拠り所を失ったまま、社会のマイノリティ側を生きることになります。

そしていつしか不満、ストレス、うっぷんが爆発して
本当に犯罪者になっていたかもしれませんね 笑

参考文献

Bitly
Amazon.co.jp
君だけが憶えている映画
Listen to content by 筋肉少女帯.

コメント

タイトルとURLをコピーしました