前編
“本当のこと”を歌っている!本物だ!という感動
ロックバンド筋肉少女帯の楽曲は「努力しても叶わない夢もある」といった
世の中の、リアルな部分や、不条理な世界観を
ときにアイロニカル(皮肉)に、ときにユーモラスに表現しています。
現実は、ランキングチャート上位を占める曲たちがいう
「綺麗事」や「キラキラしたこと」では埋まらないこともあります。
(※私はそういう楽曲を全否定したいわけではありません。)
流行曲ばかり聴いていた私にとって、筋肉少女帯との出会いは
「このバンドは“本当のこと”をいっているのかもしれない!」
といった感動でした。
仲間、家族のような、一体感
マイノリティやダークサイドにスポットをあてた
筋肉少女帯の楽曲を聴いていると
抱きしめてくれているような嬉しさを感じます。
ライブ会場に行けば、その音楽性に胸を打たれた
(互いに口に出してはいいませんが)仲間たちがいます。
そして、ときどき「自分たちってマイノリティ側だよね、アハハ」と
笑いあうような感じにやすらぎを覚えるのです。
先日のライブでボーカルの大槻ケンヂさんが
「筋肉少女帯と出会っていなかったら」というMCをしました。
私が筋肉少女帯と出会っていなかったら、
心の拠り所を失ったまま、社会のマイノリティ側を生きることになります。
そしていつしか不満、ストレス、うっぷんが爆発して
本当に犯罪者になっていたかもしれませんね 笑
参考文献
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君だけが憶えている映画
Listen to content by 筋肉少女帯.
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