風になりたい ① ユング心理学入門

読書感想

ユング心理学入門 How(いかにして)ではなく、Why(なぜ)につきあう

分析心理学は、あらゆる理論や方法を
あてはめて結果を出す自然科学とは違います。

太っている人に対して、

「なぜ、私は太るのか?」

という問いに

「摂取カロリーよりも消費カロリーの方が少ないからです」

というのではなく、

「その人の心を知って」探っていき、
個別的な答えを引き出しつつも、またそこから普遍性を見出す・・・
ということをやろうとしたのがユング心理学の基本的な考え方だそうです。

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コンプレックス=心の引っ掛かり

自我の下には「意識」と「無意識」があり、
これを統合するのが「自我」です。

「意識」「無意識」の制御ができないと
「自我」がおびやかされるので
私たちはそうならないように「防衛」しているといいます。

自分の下の層には「コンプレックス」
(心の引っ掛かり)があります。

この「コンプレックス」が暴走しないように
「防衛」しているのですね。

見ないように目をそむけている、とも言えます。

しかし、コトはそう単純ではありません。

見ないように目をそむけていても、
他人にそれを「投影」していることがあります。

「あいつはおしゃべりで、よく人の話をさえぎる!」

「あの人はひと付き合いが悪い!」

「あの人は出世欲が強い!」

と思っている本人が、実はそうであったりします。

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【投影】
自分のコンプレックスを他人に押しつけて自我の安全を図る


【防衛】
コンプレックスを抑え込む

自分のコンプレックスのヒントは他人の中にあるかも?

中野信子著『「嫌いっ!の運用』で面白いエピソードが紹介されていました。

作家の秋元康さんは定期的に「嫌いな人」と会うようにしているそうです。

そうすることで、

「自分はこんなことをされたら不快に思うんだ!」

「自分はこんなときにムッとするんだ!」

ということを、
「観察」して学び、自分の人生に活かしているのです。

これは「コンプレックス」(心の中の引っ掛かり)の
「投影」に通じる話だと思いました。

嫌いな人を嫌ったり、避けようとするのではなく、
あらためて観察するという、
「投影」の引き戻しの好例ですね。

ふだんは目をそむけている、
自分のイヤな部分と向き合うヒントだと思いました。

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