風になりたい ② ユング心理学入門

読書感想

自分の中の他者を探る

前回「コンプレックス=心の引っ掛かり」の話と、
自身の「コンプレックス」に気づくために、
他人からヒントを得るという話をしました。

より、私たちの「心」

について深くさぐると、

ユング心理学では、

このようになっています。

【個人的無意識】
個人の経験にもとづく無意識

【普遍的無意識】
人類に共通するような無意識

自分の中にあるコンプレックス
を探るのはなかなか容易なことではありません。

そこでユング心理学で大切にしているのは
「イメージ」です。

たとえば、夢を分析して出てきた「イメージ」から
無意識下にあるものをさぐるというわけですね。

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「イメージ」の意味を、神話や人類共通のイメージから探る

例えば、

夢に出てきた

「イメージ」を

このように解釈しています。

「肉の渦」
全てを飲み込む深淵は神話において重要な役割がある。
地なる母の子宮の象徴。全てを呑みこむ死の国への入り口。

母性は包み込む優しさ、愛情という役割・機能がありますが、
母性が過剰に働くと子を呑みこんでしまい、社会に1人立ちできなくなってしまいます。

このように人類の普遍的無意識にあるモチーフを
ユングは「元型」と呼びました。

元型の例

「太母元型」(グレートマザー)
全てを飲み込む母なるもの

「影」
自分の中の認めたくない側面

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「異性像」

外の世界に対して見せる顔を「ペルソナ」といいます。

誰もが自分の中にみせる「異性像」を

男性では女性像アニマ

女性では異性像アニムス

と名づけました。

例えば、
男性は力強く、論理的な、いわゆる男らしいペルソナが期待されます。

しかし、
そんな人でも内面は弱弱しい一面を持っていて、心の均衡を保っているのです。
(または、保とうとしている)

とっても強そうに見えるひとが、内面ナイーブだったりすることはよくあることですね。

ただ、現代においては「男」が「男らしさ」と求められるという価値観も
揺らいでいるので理論の応用が効かなくなっている部分も出てきているといえます。

深い所から出てくる「イメージ」はなにかしらのヒントかもしれません。
それと上手に関係を持っていきたいですね。

日常生活で表現するもの、アウトプットするものにも
「イメージ」が出てくるといいます(アートなど)。
自分のものも相手のものも見逃さないようにしたいと思いました。

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