東大試験会場刺傷事件について思うこと。

雑記

昨今の凶悪事件について思うこと。

最近、電車、病院、商店街など、日常生活という身近で

凶悪な事件が起こっています。

昨日も東大の入学試験場で刺傷事件がありました。

『東大近くで高校生ら3人刺される 容疑の高2「勉強がうまくいかず」』

東大近くで高校生ら3人刺される 容疑の高2「勉強がうまくいかず」:朝日新聞デジタル
15日午前8時35分ごろ、東京都文京区弥生1丁目の警視庁本富士署弥生町交番に、男性が「刺された」と駆け込んできた。同署によると、大学入学共通テストの会場となっていた東京大学前の路上で、この男性と男女…


大前提として、どんな事情であれ人を傷つける理由にはなりません。

ただ、こういった最近の凶悪事件の犯人の気持ちは

0.0000000000000000000000001ymくらい分かる気がします。

「そうか、正気を保てなかったか・・・」

「自分ももしかしたらいずれ保てなくなるかも・・・」

「今自分が正気を保てているのは家族や友人という関係性の存在のお陰かも」

と。

このコロナ禍で正気を保ててることの方が逆に奇跡

中野信子著『悪の脳科学』によると、

人間の「我慢の総量」はあらかじめ決まっている、といいます。

例えば、

英国の心理学者デヴィッド・ルイスは

「人間が満員電車に乗る事で受けるストレスは、戦場の兵士以上」

という研究結果を報告しています。

また、

スウェーデンのウメオ大学で行われた実験によると、

片道通勤時間が45分以上の過程はそうでない家庭に比べて

離婚率が高くなるといいます。


つまり、「人間の我慢には総量」があります。

日頃からストレスを受けていると、

ふとしたことで心の防波堤は決壊してしまいます。

このコロナ禍においては、正気を保ててることの方が逆に奇跡です。

(参考文献:中野信子著『悪の脳科学』)

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悩み相談の本質は解決ではなく、「ガス抜き」

こらえ続けて爆発してしまうなんて、いつ誰がどうなってもおかしくない。

もし、

この記事を読んでいて、日々が孤独で、

毎日つらい状況が続いている人がいたら、

「関係性」を思い出して欲しい、

誰かに相談して欲しい、

本当に誰も頼れる人がいなければ、無料の相談窓口などを頼って欲しいです。

悩み相談の本質は解決ではなく、「ガス抜き」です。

人はガスが溜まり続けて、その結果、爆発します。

人に話すことで悪い物は抜けていきます。

是非、誰かに頼ってください。

電話相談
電話相談窓口について紹介しています。

「昨今のコロナ禍のなかで、学校行事の大部分が中止となったこともあり、学校からメッセージが届かず〜『密』をつくるなという社会風潮のなかで、個々の生徒が分断され、そのなかで孤立感を深めている生徒が存在しているのかもしれません」

刺傷容疑の少年が通う高校が謝罪コメント 「コロナ禍で生徒が分断」:朝日新聞デジタル
大学入学共通テストの受験生らが刺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された少年(17)が通う高校が16日、コメントを出した。全文は次の通り。     ◇ 本校在籍生徒が事件に関わり、受験生の皆さん、保護…

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