精神科医樺沢紫苑先生によると、
多くの人は「幸福」のイメージを、
「苦難を乗り越えた山の上の頂上にあるもの」
として認識しているが、
「幸福」とは人生を歩いているその足元にあるもの。
と説いています。
先日、母親がこんなことを言いました。
私は母親としてほとんど子どもになにもしてあげられなかった
子どもの将来が不安だ、自分の健康も不安だ・・・
そのあとも「アレがああなったらどうしよう」とか
「コレがこうなったらどうしよう」とこぼし続けます。
今この瞬間にしかない時間を「不安に思う」ことに使うと
「幸福」にはなれません。
今年からわたしから勧めて、母親はスポーツジムに通いはじめました。
わたしが「ホットヨガをやっているときはどう?」とたずねると、
母親は「最初は難しかったけど、だんだん慣れてきて、
呼吸もスムーズになって、心も体もととのっている気がして
終わったら幸せな気持ちになる」といいました。
このことからその繰り返しだと思うよ、
と、いいました。
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