【超オススメ本!】「国語」こそ、すべての強化において最強!~中野信子、山口真由共著『「超」勉強力』~

読書感想

「国語」こそ最強な理由

本書を読んでまず思った感想、

「国語」こそが全ての教科において最強! 
だということです。

なぜなら、
国語、算数、理科、社会、英語の問題用紙は日本語で書かれていて、
出題者の意図をくみとり、答案用紙に日本語で答えるからです。

そして、
こういった力の基礎となるのは「国語力」があってはじめて叶います。

英語習得においても「国語」力が大事

英語などの多言語習得についても「国語」力が大切です。

なぜなら、
外国人と友人になるには、または、仕事をするには

「もう一度この人と会いたい!」
「この人と一緒に仕事がしたい!」

と思ってもらうことこそがたいせつです。

その為にはやはり「国語」力がしっかりしていなければ
いくら単語の意味を覚えても、文法を理解しても
その目的は果たせません。

脳科学にもとづいた「超」勉強法

本書には「7回読み」勉強法という、そのネーミングだけでは
面食らう勉強法が紹介されています。

自分がこれから何かについて学ぶ「教科書」というのは
いいかえるなら、「初対面の人」です。

「人は知らないことは理解できません。」

初対面の人と知り合いになり、仲良くなり、親友になるためには
その人のことを「知る」こと「知り合いになる」ことが第一歩です。

1冊につき、1回30分でサラサラ読みで読み切る。
これを7回繰り返すということは、

何度もその人に会いに行くということであり、
仲良くなるのに最適な方法と言えます。

学校では「勉強のしかた」を教えてくれない

学校では、知識を教えてくれますが、
「勉強のしかた」までは教えてくれません。

ただ、「覚えろ」「復習せよ」「反復せよ」といわれるだけです。

そうすると、勉強が苦痛になります。

本書には、脳がよろこぶ学びについて、
また、どのように勉強すればよいかという脳科学的に根拠のある方法が
たくさん載っています。

もっと早くこの本に出会っていれば! 私も勉強が好きになっていたのに!
と地団太踏みそうなくらいのことが書いてあって、本当に本書に出会って良かったです。

「人は学習して人間になる」

中野先生は、

「人間は学習して人間になると思っている。

 人間は生まれたときは人間ではなく、

 学習し、社会性を身につけながらようやく人間になる。」

と仰っています。

本来、学びとはよろこびであり、

その基礎となるのが「国語」力ということで、

その「国語」力を養うのに最適な
読書が好きで本当に良かったと思いました。

「超」勉強力
「超」勉強力

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