アーサーCクラーク著『都市と星』Part1

読書感想

読書をしていると、異なる分野の一部が、
同じパズルのピースであったかのように
繋がることがあります。

本書を読んでたくさんのことが繋がりました。

とてもまどろっこしいですが、
何回かに分割して、順を追って整理しつつ、
何と何が繋がって、どういう答えに辿り着いたのか

述べていきたいと思います。

※ ネタバレ有りです。

私の問い

私の「問い」は、

「なぜ、修行僧は悟りを開きたいのだろう」

と、

「 悟りを開いたらどうなるんだろう」

この「動機」と「ゴール地点」の2つが気になっています。

私の問いに対する仮説

「悟り」を開いたら、 どんな境地になるのか。

私の予想では、 一切の思考や、認識、感情がストップするというものです。

まぁこれは、仏教の「空」の概念の、 教科書通りの答えです。

しかし、果たして、それはどんな境地なんでしょうか・・・。

虚無った状態なのでは。。。?

ポジティブな側面もあると思います。

外界から干渉を受けて感情にさざ波が立つことがなくなります。

冷静に思考、判断、行動することができます。

それは、心に、安心、安全、安定、安寧をもたらすことだと思います。

アーサーCクラーク著『幼年期の終わり』が1つの答え

SF小説、『幼年期の終わり』では、
1つの答えが示されていました。

全人類が「悟り」を開いちゃった状態になります。

争いも、差別も、区別も、個人のはからいもない世界です。

しかし、

「悟り」を開いちゃったかのような新人類たちはやはり・・・

虚無のような表情をしていて、

さらに、肉体を手放し、

地球を手放し、

魂は1つの思念体へと統合されていきます。

果たしてこれは・・・

この結末は・・・

「理想の世界」なのでしょうか。

新たな疑問が浮かぶような結末です。

(次回に続きます。)

アーサーCクラーク著『都市と星』Part2

(次回リンク予定地)

【私の問い】

・悟りを開くとどうなる?その目的は?

・悟りの世界、涅槃が示されたような『幼年期の終わり』

・それは、安心、安全、安定、安寧の世界である。

・果たしてここが理想郷なのか、という新たな疑問が浮かぶ。

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