あべのハルカス美術館で開催されている
「印象派 光の系譜」展に行ってきたので
感想を書きたいと思います!
最初に断っておきますが、
私は美術の教養が一切がありません。
素朴な素人の感想として
受け止めていただけると幸いです!
印象派とはなにか
印象派の絵画の特徴としては、小さく薄い場合であっても目に見える筆のストローク、戸外制作、空間と時間による光の質の変化の正確な描写、描く対象の日常性、人間の知覚や体験に欠かせない要素としての動きの包摂、斬新な描画アングルなどがあげられる。
また、絵の具をパレットで混ぜず、
カンバスに直接置くという技法、
筆触分割を技法として用いるそうです。
この技法を用いることで、
絵具の発色がよくなるそうです!
この他にも、鑑賞していて、
主線がなく、ふんわりした表現も
特徴なのかなと思いました。
参考ページ
![](https://koufukudokusyo.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/86d47c82fc5358bdac6a2a2ad6b7608d.jpg)
![](https://koufukudokusyo.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_20220330_164529.1-1014x1024.jpg)
確かに発色が良く、鮮やかですね!
「印象派 光の系譜」展 感想
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー 川の水面の風景画
展示の序盤は、風景画です。
川の流れや、雲の動き、
木々の揺れなどが筆の動きで
表現されています!
まるで絵が動いているよう!
![](https://koufukudokusyo.com/wp-content/uploads/2022/03/main-image-1024x695.jpg)
(The Collection より引用)
フィンセント・ファン・ゴッホ プロヴァンスの収穫
![](https://koufukudokusyo.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_20220330_163125-2-1024x934.jpg)
私は光を強調するために、
全体が暗いトーンの絵が多いのかなと思っていましたが
そんなことはありませんでした。
元気いっぱいの色であふれています。
輝く稲と、そこで汗を流し作業をする人
エネルギッシュな生活観を感じます!
レッサー・ユリィ 冬のベルリン
![](https://koufukudokusyo.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_20220330_163751.1-1024x871.jpg)
今回の展示で、ひときわ光輝いて見えた作品です!
これだけ地面がネオンに照らされ
光が反射しているんだ、
さぞ、足元が悪いだろうな、、、
なんてことまで伝わってきました!
夜の街の活気も感じますね!
なんとなく華金感あります笑
クロード・モネ睡蓮の池
![](https://koufukudokusyo.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_20220330_160234.1-801x1024.jpg)
水面の光の反射、水面に写る木、池の底、
いくつものレイヤー(層)が描かれています!
見つめれば見つめるほど、
何かが浮かび上がってきます!
まとめ 画家が絵を描くには理由がある
今回の美術鑑賞で
強く思った事があります。
そこに絵がある、ということは
画家が絵にはこれを絵に描こう!と
思ったからだ、ということです。
この風景を、人物を、モチーフを、
この角度からみて、ここに座り、
カンバスを置き、筆をとって描こう!
このような構図で、
このような筆つかいと、色つかいで
これを絵に描こう!
といった、理由や、動機が
絵には込められている。
だからこそ絵になったんだ。
(そうでなければ座って描こうと思いません。)
正確に言語化はできませんでし、
目には見えないことです。
しかし、その目には見えないなにか、
熱い思いは伝わってくるのです!
とても楽しい美術鑑賞の
体験となりました!
世界的なアート入門書です。値段は張るのですが、アートの敷居をググッと下げてくれます!
美術教養一切なしの私でも読みやすかったです!
コメント