読書感想

【本の要約・気づき】『菜根譚』 洪自誠著 ――逆境の中での学び、気づき――物事は常に多角的で、片側だけで判断すると不幸になる。

今回は、現代人の私にも響いた人生訓「菜根譚」から、幸福をテーマにいくつかピックアップしてみます!富める人は不安、貧しい人は安心 後集52たくさんの財産を抱え込んでいる人は失うものも多い。早く歩く人はつまづいたときの怪我も大きい心やすらかに後...
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【本の要約・気づき】『菜根譚』 洪自誠著 ――逆境の中での学び、気づき ――商売をうまくやるには。

本書の概要本書は、16~17世紀の明の時代末期、政治は民のことをほったらかし、みにくい権力争いに明け暮れている頃に、洪自誠によって著されました。初版から300年後、江戸後期に日本に渡り、当時の儒学者たちに絶賛以後、隠れた名著として、多くの日...
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【本の要約・気づき】『生の短さについて』 セネカ著 ――「時間を深める読書」「コロナ禍の読書での気づき」

前回は、時間とは有限なはずなのに、なぜ、そのことを忘れてしまうのかについてまとめました。今回は、時間を深めて、時(トキ)の世界への向かう方法論についてまとめていきたいと思います。(時間と時(トキ)については前々回まとめています。)私たちは、...
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【本の要約・気づき】『生の短さについて』 セネカ著 ――「休むことも仕事」について解説します。

前回に引き続き、本書について、まとめていきたいと思います。セネカは、時間を、量的な時間と、質的な時(トキ)の2つに分けて考えました。今回は、なぜ、時間をムダづかいしてしまうかについてまとめていきたいと思います。。時間をムダづかいしてしまう理...
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【本の要約・気づき】『生の短さについて』 セネカ著 ―― 「人生は短いのではない、人が短くしている。」

本書の概要本書は、古代ローマの哲学者セネカが著しました。セネカは、時間というものを見つめなおし、私たちを戒めるような言葉をつづっています。時間と時(トキ)の違い私たちは「時間」というものを、過去・現在・未来と3つにわけて考えがちです。しかし...
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【本の要約・気づき】黒い皮膚・白い仮面 フランツ・ファノン著 ―― 考え続けることの重要性と、すぐに結論づけることの危険性

人種差別で分断された社会で進むべき道人種差別問題で苦悩するファノンは一つの結論にたどり着きます。人間とは一つのウイである。※ ウイ=フランス語でイエス生きること、愛すること、高邁な精神を持つこと※ 高邁(こうまい)=気高くあること人間とは、...
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【本の要約・気づき】黒い皮膚・白い仮面 フランツ・ファノン著 ――「 差別をなくそうとして、差別しかえす」という罠

人種差別の糸口ネグリチュードネグリチュードとは、「自分たちは黒人である!」それを肯定し、黒人の歴史、文化を引き受け、黒人固有の文化を高揚させよう! という運動です。ファノンも、フランス留学時の差別から立ち直るため、また、差別解決の糸口として...
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【本の要約・気づき】黒い皮膚・白い仮面 フランツ・ファノン著 ―― 「日本語がお上手ですね」は差別発言。

今回は、精神分析医であるファノンから見た黒人の内面についてみていきたいと思います。黒人の内面には、自身の黒い皮膚を否定し、白人と同化したいという気持ちがありました。なぜ、「白人同化」したいのか、どのように「白人同化」するのかその深層心理につ...
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【本の要約・気づき】黒い皮膚・白い仮面 フランツ・ファノン著 ―― 社会、文化的価値観によって差別意識は育まれる。

本書は、なぜ、差別意識は生まれるのかまた、それによって人に与える影響はどのようなものか。違いを乗り越える社会を作るにはどうすればよいか、自らも差別を受けながら著した25歳当時のフランツ・ファノンの叫びです。ファノンの生い立ちファノンはフラン...
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【本の要約・気づき】『ニコマコス倫理学』アリストテレス著――役に立つ、役に立たない、というのは社会のものさしで測っているに過ぎない。

22.05.23 放送 『100分de名著』より内容をまとめていきたいと思います。前回までのおさらいアリストテレスは、・幸福になりたいなら、徳を身につけよ!・徳を身につけたいなら習慣的な行動で身につけよ!と、説きました。前回までは、個人でど...