【本の要約・気づき】『菜根譚』 洪自誠著 ――逆境の中での学び、気づき―― 人を信じるということは

読書感想

今回も菜根譚から

心に残った

人生訓をピックアップしていきたいとおもいます!

誠実であれ 前集159

世の中の全ての人が誠実とは限らないが、

人を信用する者は、自らが誠実であるといえる。

逆に、

世の中の全ての人が不誠実とは限らないが、

人を信用しない者は、自らが不誠実であるといえる。



社会に出たらいい人ばかりではありません。

騙し騙され、追い抜き追い越されの

競争が待っていることもあります。


あいつは裏切るのだろうか

この人は私を騙しているのかもしれない・・・

このように、疑いが疑いを呼ぶと、

疑心暗鬼の空気になってギスギスし始めます。



話は変わりますが、

女性が異性に求めるタイプとして

「誠実な人」というものがあります。



相手に誠実を求めるなら、

自分から誠実でいないと

いけませんね。



「返報性の法則」

というものがあります。



人に対して、親切をすると、

人から親切が返ってくるというものです。



これは悪い面にも適用されます。

すなわち、相手に対して、

悪い態度を取っていると

相手も敏感にそれを察知し、

悪い態度で返してしまうのです。



前回の記事からいろいろつながっている気がします。

「譲る姿勢」と「気の思想」

意識したいと思います。

(次回に続きます。)

菜根譚 (講談社学術文庫)
菜根譚』は今から三百数十年前、中国明代の洪自誠が人間いかに生くべきかを、様々な角度から論じた人生指南の書である。本書は、「儒・仏・道」の3教を根幹とする『菜根譚』の真髄を体得して日常生活の指針とするため、儒・道教の専門家と仏教、特に禅学を専...

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