結論
私には創造性がありません。
恐らく、
私の頭の創造性の扉に
何重にも鉄格子があって
自由な発想を閉ざしているんだと思います。
そんな私の
創造性の扉を
解放してくれるものがあります。
それは、「美術鑑賞」です。
そんな「美術鑑賞」と同じほど
創造性の扉を解放する
一冊と出会いました。
アーサー・C・クラーク著
『太陽系最後の日』です。
理由
「美術鑑賞」をすると、
脳の非言語領域が活性化したり、
創造性がアップすることが科学的に認められています。
本書を読んでいると
「美術鑑賞」のときのような
あの感覚になりました。
読みながら
「ぐわわわわわーーーーッ!!!!」とか、
「そんな発想があったのか~~~~!!!!」
と、思わず声を上げそうになります。
(語彙力の問題ではなく、そうとしか表現できないの・・・。)
具体例
『太陽系最後の日』は、
「宇宙人視点」で、
描かれています。
たまたま地球の前に通りかかった宇宙人たちが、
太陽の爆発に巻き込まれる地球を、救おうとするお話です。
救助のため、地球におとずれた宇宙人たちが、
地球の文明の進歩をみて、
目を見張って驚くシーンがあります。
「地球人は目は2つしかないし、
腕や脚も2本しかない!
そんなハンディキャップを背負って、
ここまで急速に文明を発展させただなんて!」
このセリフだけでもグイグイきます!
![](https://koufukudokusyo.com/wp-content/uploads/2022/02/space_kaseijin.png)
結論
この宇宙人の視点という、
「逆の視点」で描かれている
ユーモアがたまりません!
「宇宙人」の描かれ方も
常軌を逸しています!
いや、
むしろ、
我々よりも遥か高みにある文明の持ち主ですから
理解を超えた存在として描かれていなければいけません。
その表現が!発想が!凄いのです!
是非、足元がひっくり返るような体験をしていただきたい!
オススメの一冊です!
【幸福のヒント】
物語作品に触れるとき、
能動的に、色んな人の視点で読むと、現実世界に立ち返ったとき、
理解しがたいと思っていたあの人とも心を通わせることができる。
コメント