時代は物語を求めている
「物語」と「情報」は違います。
「物語」は出会うと以前の自分に戻れなくなる性質があります。
幼い頃、トイレの怪談を聞いて、
それから夜一人でいけなくなった・・・、
なんてことありませんでしたか?
「物語」に触れ、登場人物たちの視点になって
世界をみてみれば、視野が広がります。
「物語」は、多くの人の理解の手助けになります。
それが「物語」最大の効用だと思います。
NHK 理想的本箱 君だけのブックガイド
「同性を好きになった時に読む本」というテーマで
紹介されていた本が面白かったのでまとめてみました。
『弟の夫』田亀源五郎
こちらは漫画作品です。
第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、
第47回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。
第30回アイズナー賞最優秀アジア作品。
主人公の弥一は小学生の娘・夏菜を男手一つで育てるシングルファーザー。
そんな彼のもとに弥一の双子の弟・涼二の結婚相手だったカナダ人男性・マイクが訪れます。
不思議な縁でつながった3人の、同居生活を描いたホームドラマ作品です。
NHK で ドラマ化もされています。弥一役は佐藤隆太さん
※ YouTube側の設定で日本語字幕が設定出来ます。
カミングアウト・レターズ 砂川秀樹, RYOJI
ゲイ/レズビアンの子とその親、生徒と教師の往復書簡をまとめた一冊
これからカミングアウトする側、される側、双方に読んでもらいたいと
製作された本です。
【幸福のヒント】
「点」という「情報」では、理解が難しいが、
「線」という「物語」なら、相手の視点に立ち、心を通わせることができる。
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