2022-04

読書感想

【本の要約・気づき】『存在と時間』ハイデガー著

NHK 100分de名著 特集より、番組テキストから 内容をまとめました。 カントの『純粋理性批判』では 「人間」が、どこからどこまでのことを理解できるか というところを明らかにしました。 ハイデガーは、単に「人間」だけを抽出して 物事の認...
雑記

「死」は人間最大の発明である (スティーブジョブズ)――ヒューマンクエスト「死」織田裕二、いとうせいこう

NHK ヒューマンクエスト テーマ「死」の内容が とても面白かったので、 感想をまとめました。 「死」は人間最大の発明である by スティーブジョブズ 細胞分裂は限度回数がある 細胞分裂は回数に限りがあります。 細胞の核となる、染色体の、 ...
読書感想

【本の要約・気づき】『戦争論』ロジェ・カイヨワ著 ――なぜ、人類は戦争をするのか(ロシア、ウクライナ)Part4

今回は、 「核兵器によって、戦争は姿を形を変えた。」 というテーマです。 核兵器の登場によって戦争は姿形を変えた。 それまでの戦争 核兵器が登場するまでの戦争は、 国同士の争いであり、相手を負かす、 服従させることを目的としていました。 核...
読書感想

【本の要約・気づき】『戦争論』ロジェ・カイヨワ著――戦争の魅力に抗えない人間の本質 (ロシア、ウクライナ) Part3

前回は、需要と供給の循環という 経済システムに、 戦争が組み込まれていく、 という内容でした。 今回は、「祭」と「戦争」の類似点と相違点について 述べていきます。 「祭」と「戦争」は似ている 経済システムとは、 需要と供給の循環です。 しか...
読書感想

【本の要約・気づき】『戦争論』ロジェ・カイヨワ著――なぜ、人類は戦争をするのか (ロシア、ウクライナ) Part2

前回は、和平をもたらしたはずの 民主国家の誕生により、 戦争は万人のものとなった、 というところまで述べました。 今回は、文明の発達により、 戦争は歯止めが効かなくなった という内容です。 前提となる用語等の説明 経済システムとはなにか 経...
読書感想

【本の要約・気づき】『戦争論』ロジェ・カイヨワ著――なぜ、人類は戦争をするのか(ロシア、ウクライナ)Part1

本書は、「人類はなぜ戦争をするのか」 「そもそも人類には向かう戦争に傾きがあるのではないか」 ということを人類学の視点から解き明かそうとした本です。 民主的な国家の誕生が、戦争を万人のものにした ① 原始的な戦争では、集落、部族同士で 領土...
あさイチまとめ

フリーランス、非正規雇用(パート、アルバイト、派遣社員)の労災について

私たちはお金を稼ぐために働きますが 労働中にケガをしてしまった場合は どうなるのでしょうか。 NHKあさイチの 「人生100年時代の働き方 仕事によるけが・病気どうすれば?」 の内容をまとめてみました。 コロナ禍で増加! 企業の労災隠し 労...
雑記

なぜ、反転アンチになるのか(Vtuber、アイドル、にじさんじ、ホロライブ)

なぜ、人は推しから 反転アンチになるのか について述べていく。 推しと反転アンチの定義 まず、反転アンチの説明の前に その対となる「推し」について説明する。 推しの定義 「推し」とは、単なるファンを超えた 自分を賭けた存在である。 推しがい...
読書感想

【本の要約・気づき】伊集院光 名著の話――コロナ禍で読書をして気づいた、非効率を味わうこと。

伊集院光 『名著の話』はとても 気づきや学びが多い本です。 読後、付箋メモだらけになりました。 この本に出会えて本当に良かったと思います。 改めて読書のメリットにも気づくことができました。 読書のメリット 読書をしていて、 とても豊かな時間...
読書感想

【本の要約・気づき】生きがいについて 神谷美恵子著 ―― 心のよりどころを見失ったとき読む本

神谷美恵子 著『生きがいについて』を読んで 気づきがあったところをまとめました。 私たちを支えるもの 生きがいを失った人に見られる共通点 突然生きがいを 失った人に見られる 共通の表現があります。 自分が立っていた地盤がゆるみ、 ガラガラと...