「死」は人間最大の発明である (スティーブジョブズ)――ヒューマンクエスト「死」織田裕二、いとうせいこう

雑記

NHK ヒューマンクエスト

テーマ「死」の内容が

とても面白かったので、

感想をまとめました。

「死」は人間最大の発明である by スティーブジョブズ

細胞分裂は限度回数がある

細胞分裂は回数に限りがあります。


細胞の核となる、染色体の、

その先端にある「プロメア」という部分が

細胞分裂の回数にリミッターを設けているからです。


なぜ、リミッターがあるのでしょうか。

それは、細胞分裂を無限に繰り返すと、

細胞が、がん化してしまうからです。


つまり、

プログラム上、

不老不死はできないように

なっているのです。


しかし、いったいなぜでしょうか?

動物の寿命と生殖可能期間には相関がある

例えば、鮭は川を登り、

産卵を終えると、

そこで全ての役割を終えたかのように

息絶えます。


他の動物も同じで、

人間と近い細胞を持つ

チンパンジーでさえ、

生殖後に生きていられる期間は

短くなっています。

新しい命にバトンを託す

動物は、1人で子孫を残せません。

雄と雌がまじわって、

あたらしい子が誕生します。


1人で増殖していては、

適応性、多様性が失われるからです。


古い遺伝子がずっと生き残るよりも、

新しい遺伝子をつくり、

古い遺伝子は新しい命に道を譲る。


そうやって、

命のバトンをつなぐほうが

種を残すためには

都合がよかった、

ということです。

「死」は人間最大の発明 とは

スティーブジョブズは

「死」は人間最大の発明である。

といいました。


我々人間が進化していくために、

「死」はあるといっているのでしょう。

まとめ 遺伝子プログラム上、子は親より優秀

人という種を残すために

自分と違う遺伝子が交わることで

新しい遺伝子を持った子が生まれます。


つまり、

子は親よりも

遺伝子プログラム上

優秀なのです。


「そうはいっても私は落ちこぼれだし・・・」

という人もいるかもしれません。

しかし、

それは、学校や職場などのものさしで

測った場合ではないでしょうか。


人はありのままで生きていけるという

基本的な考え方、理解があれば、

この事実は最大級の自己肯定です。


また、

性の多様性に対して不寛容である態度や

毒親の持っている子育て感覚は

滑稽であるといえますね。

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