社会のせい、身体のせい、なにかのせいにしない

読書感想

中野信子著 『サイコパス』を読んでいます。

サイコパスと一般人には脳の形や活動部位に差異があります。

脳は、1つの場所であらゆる情報や感情の処理を行っているのではなく、
かなり細かい部位に別れて情報や感情の処理を行っています。

本書を読んでいると、
自分は脳のこの部位が活動的ではないから こういう性格なのかな~とか、
知り合いのあの人は、 あのキャラクターは、とかいう想像・妄想が膨らみます。

脳の特定の部位が大きいとか小さいとか、
機能不全で性格や行動が決まってるとしたら
ちょっと悲しい気がしてきます。

でも、生まれ持った身体のせいにするのではなく、
自分の性格や特性を知り、「自分ができること」を分析できれば
持ち味を活かした人生を送れるとも言えますネ!

サイコパス (文春新書)
平気でウソをつき、罪悪感ゼロ ……そんな「あの人」の脳には秘密があった! 外見はクールで魅力的。会話やプレゼンテーションも抜群に面白い。しかし、じつはトンでもないウソつきである。不正や捏造が露見しても、まったく恥じることなく平然としている。時にはあたかも自分が被害者であるかのようにふるまう。 残虐な殺人や善良な人を陥れ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました