脳科学からみた「いじめ」について

雑記

脳科学からみた「いじめ」について

「いじめる側」には「いじめられる側」からの
「リベンジ(報復)」というリスクがあります。

ではなぜ、リスクがありながらもいじめてしまうのかというと、
いじめをしている自分は「正しい事をしている」という認識から、

脳の報酬系が作動し、快楽、幸福の神経伝達物質である
「ドーパミン」が出るからです。

これにより、リベンジというリスクをみえなくさせて、
楽しく気持ちよくさせるのですね。

中野信子著 『ヒトはいじめをやめられない』によると、

脳科学的な観点から、
実は、「いじめる側」というのは
とても「損」をするということを教育してあげる必要があるといいます。

そんなこと当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、
こどもは「共感」「利他」「配慮」「社会脳」を司る
前頭前皮質が十分に発達していません。

(20代後半~30代でようやく成熟する領域です)

こどもには「相手の気持ちになって考える」というのが
まだまだ難しいのです。

***

読書をするとあらゆる物語に触れ、世界観に没入したり、
登場人物に感情移入したりするので
「共感」する分野を鍛えることができるように思います。

とある読書家の方は読書を続けていて「涙もろくなった」と言ってました。

なにがいいたいのかというと、
「読書」好きでよかった~ということです。

参考文献

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